終活する派、終活しない派

 当社には毎日、終活セミナーへの参加申込みやご相談が数多く寄せられます。お客様ご自身から「終活について聞きたい」という言葉をこれだけ多く頂くと、改めて「終活」という言葉がシニア世代のある部分では常識として浸透してきたのだなぁと感じます。「終活」といっても色々あるのですが、代表的なものとしてエンディングノートを書く…ということがあげられます。当社としてもエンディングノートを書くことをおススメしていますし、セミナーなどでも活用していますが、必ずしも「エンディングノートを書くこと=終活」と考えているわけではありません。
「ご家族とご自身の最期について話し合う機会を持つこと」それが終活の本当の目的です。ご家族はご本人がどのように考えているのかを何となくでもいいから知ることで、もしもの時、その想いを汲んで葬儀やその後の事務処理を行うことが出来ます。事前に家族で話し合っておられたご家族のお話を伺うと、終活のメリットを実感したという方がほとんどです。
一方、元気なうちから葬儀の準備をすることに抵抗がある、また現実としてとらえているものの、改まって家族と葬儀の話をする機会はないなど終活はしないという方も理由は様々。ある方から「私は父の葬儀の準備はしない…どんなにもしもの時に慌ただしくても、大変でも、その慌ただしさは子供として当然のことだし、大変さが悲しみを忘れさせてくれる、その時というものを受け止めることも私の人生だ」というお話を聞き、それはそれでなるほどと感じました。

終活する派、しない派共にご自身で納得されていたり、ご家族が同じ想いであれば両方有りだと思います。7年後には65歳以上の4人に1人が独り暮らしという超高齢化社会がそこまできています。ご家族とお住まいの方もお独りでお住まいの方も、人に迷惑を掛けたくないという気持ちはきっと同じ…これからの人生を明るく元気に過ごすためにも、自分はどちらを選択するのかくらいは考えてみても良いのではないでしょうか。