葬儀の基礎知識
葬儀の準備について 2020.10.23

都内の新型コロナウイルス感染拡大による葬儀の形態の変化


東京都内ではいまだに100名以上の新型コロナウイルス感染者が日々報告されています。2020年度はできるだけ三密(密閉・密集・密接)を防ぐために、葬儀のスタイルもガラリと変化しています。ここでは都内のお葬式の現状や注意点を紹介していきます。

都内におけるお葬式の現状

これまでは一般葬儀と呼ばれる、遺族や親族だけでなく、友人や知人、近隣住民、職場関係者などといった故人のあらゆる関係者が参列するスタイルが一般的でした。

しかし、新型コロナ感染拡大を避けるために、多くの方が参列するスタイルではなく、家族葬や密葬のような少人数で行うお葬式が都内でニーズが高まってきています。

家族葬とは、名前の通り家族や親族が参列するスタイルで10名から30名ほどで執り行われる小規模な葬儀です。ただ、コロナの影響もあって最近では、「10名以下に抑えて行いたい」というケースも増えてきています。また、急増している葬儀には、直葬や一日葬が挙げられます。

一日葬は通夜と告別式を2日に分けて行わず、通夜を省いて告別式を行うという形式です。また直葬に至っては通夜や葬儀、告別式を一切執り行わず、火葬だけを行うという葬儀方法になります。

できるだけ少人数であっても三密の状況を避けたいという理由で直葬や一日葬を希望される方が多いです。都内は特に感染拡大が著しく全国トップのため特に直葬や一日葬を希望されるご家庭が多い傾向にあります。

コロナ禍により葬儀を執り行う際の注意点とは?

新型コロナウイルスに感染するリスクを踏まえて、葬儀を執り行う際に注意しなければならない点がいくつかあります。

葬儀に参列する方は、若い方だけではなくご高齢の方もたくさん参列されることがあります。新型コロナウイルスは高齢者の重症化のリスクが高いためにできるだけ三密の状況を避けなければなりません。三密(密閉、密集、密接)にならないようにホールの空間を開放するようにして、ドアを開放しておくなどの工夫が必要です。

また、参列者同士の席の感覚を空けてレイアウトすることによって感染リスクを少しでも減らすことができるでしょう。できるだけリスクを回避するためには参列者や葬儀社スタッフ全員がマスクを使用して衛生面での配慮を行う必要があります。小さなお子様の参列でもできるだけ飛沫などが飛ばないように、マスクをさせるようにしましょう。

都内の葬儀社が行っているコロナ対策は?

葬儀社も参列者の方やスタッフの感染リスクを減らすためのコロナ対策を講じています。基本的に葬儀や告別式などで必ずマスクを着用することをお願いする葬儀社が多いようです。万が一参列者でマスクの着用をしていない方がいらっしゃったら、マスクを着用するように促すことがあるようです。

他には手指消毒用のアルコールを入口付近にセットして外部から出入りする際に、必ずアルコールを使用するよう促すようにもしています。葬儀社によっては各スタッフがそれぞれにアルコール消毒を携帯することで、どのような時も手指を消毒して衛生的にきれいに保っています。また、式場のドアノブや椅子などと言った手に触れる場所を必ずアルコール消毒をするようにされています。

そしてお通夜や告別式料理における会食を行わないというスタイルも増えてきています。やはりマスクを取って複数人での飲食は飛沫感染のリスクが高くなってしまいますので、会食を控えられているケースが多いようです。

さらに、既述の通り参列者同士の座席の間隔も以前に比べて半分ほどの座席数にレイアウトして、参列者同士のスペースを一定に保ちながら参列できるように配慮されています。

コムウェルセレモニーでも、徹底したコロナ感染拡大防止対策を行っております。

コムウェルセレモニーでは、少ない人数での葬儀を行えます。

コムウェルセレモニーでは、少人数での葬儀を行うことが可能です。

特に自社式場では、1日1組での完全予約制にて、少人数で心温まる葬儀を行っております。

参列者同士の距離や間隔をあけるなど、皆様がご安心して故人様をお見送りできるサポートをさせていただきます。お気軽にご連絡ください。

 

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