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33回忌は故人を偲ぶ大切な法要の一つで多くの場合「年忌止め」として最後の節目となります。このような重要な場面では香典の書き方や包み方にも特別な配慮が必要です。表書きの正しい書き方から金額の相場、マナーに至るまで失礼のないよう細やかな準備が求められます。本記事では33回忌の香典について知っておくべき基本知識と実践的なコツを詳しく解説します。
33回忌での香典袋は適切な表書きを用いることが大切です。故人が亡くなってから長い年月が経っているため、一般的な葬儀や初七日とは異なる書き方のルールがあります。
33回忌の香典では「御仏前」を使用するのが正式です。これは49日法要以降の年忌法要では、故人が仏様の元へ旅立たれたと考えられているためです。
「御霊前」は主に四十九日前の法要で使用される表書きのため、33回忌では適切ではありません。必ず「御仏前」を選ぶことで、正しい仏教の教えに従った表書きができます。
「御香典」という表記も33回忌では使用できます。これは宗教・宗派を問わず使える汎用的な表書きです。
どちらを選んでも問題ありませんが「御仏前」の方がより正式で丁寧な印象を与えます。迷った場合は「御仏前」を選んでおけば間違いありません。
水引の下には自分の名前をフルネームで記載します。筆ペンを使用するのが最も望ましいですが、なければボールペンでも構いません。
香典袋は通常1枚しか入っていないため、書き損じに十分注意して丁寧に書きましょう。事前に練習してから本番に臨むことをおすすめします。
33回忌は特別な節目であるため、香典の金額にも一定の配慮が必要です。故人との関係性や地域の慣習を考慮しながら、適切な金額を包みましょう。
33回忌の香典相場は、通常の年忌法要よりもやや多めに包むのが一般的です。以下の金額を参考にしてください。
参列者 | 27回忌まで | 33回忌 |
---|---|---|
1人での参列 | 1~2万円 | 2~3万円 |
夫婦での参列 | 3~5万円 | 5万円前後 |
友人・知人 | 5,000~1万円 | 1万円前後 |
33回忌は「年忌止め」として最後の大きな法要となることが多いため、通常よりも多めに包む方が増えています。これは故人への最後の感謝の意を表す意味合いもあります。
法事後の会食費も考慮して金額を決めることが大切です。33回忌では特に豪華な会食が用意されることもあるため、その分も含めて香典を包みましょう。
香典の金額は地域や家族の慣習によって異なる場合があります。事前に親族に相談するか、過去の法要での金額を参考にすると良いでしょう。
また経済的な負担を考慮して、無理のない範囲で包むことも大切です。心からの気持ちが最も重要であることを忘れずに準備しましょう。
香典を包む際の基本的なマナーを守ることで故人への敬意を適切に表現できます。細かな点にも注意を払い、丁寧な対応を心がけましょう。
33回忌の香典では新札を使用しても問題ありません。法事は事前に日程が決まっているため、新札を準備する時間があると考えられているからです。
ただしあまりにも古くて汚れた札は避けるべきです。清潔で状態の良いお札を選んで包むことが、故人への敬意を示すことにつながります。
香典は袱紗(ふくさ)に包んで持参するのが正式なマナーです。袱紗は香典袋を汚れや折れから守る役割があります。
受付では袱紗から香典袋を取り出し、相手が読めるよう向きを整えてから両手で渡します。袱紗に包んだまま渡すのは失礼にあたるため注意しましょう。
33回忌では金額に見合った香典袋を選ぶことが大切です。高額な香典には水引が印刷されたものではなく、実際の水引がかけられた袋を使用しましょう。
水引の色は黒白または銀色が適切です。結び方は「結び切り」を選び、繰り返さないという意味を込めて使用します。
正しい包み方を知ることで、故人への敬意を適切に表現できます。手順を守って丁寧に準備することが大切です。
お札は肖像画が印刷されている面を下にして入れます。複数枚ある場合は、すべて同じ向きに揃えることが重要です。
お札を入れる前に、金額を確認して間違いがないことを確認しましょう。一度包んでしまうと、受付で開封するのは困難になります。
中袋の表面には金額を記載し、裏面には住所と氏名を書きます。金額は漢数字を使用し、「金壱萬円」のように正式な表記で記載しましょう。
住所は郵便番号から省略せずに記載し氏名は楷書で丁寧に書きます。後日のお礼状送付にも使用されるため、正確な情報を記載することが大切です。
外袋の水引下には、中袋と同じ名前を記載します。夫婦で参列する場合は夫の名前を中央に書き、妻の名前をその左側に書きます。
連名で参列する場合は、年齢や立場の順に右から左へ名前を記載します。4名以上の場合は代表者名の後に「他一同」と記載する方法もあります。
香典を渡す際の作法や注意点を理解して、当日スムーズに対応できるよう準備しましょう。適切な言葉遣いと態度で故人への敬意を示すことが大切です。
受付では「この度はご愁傷様でございます」などの挨拶をしてから香典を渡します。袱紗から取り出した香典袋は相手が読めるよう向きを整えて両手で差し出しましょう。
落ち着いて丁寧な対応を心がけることで、遺族の方々に良い印象を与えることができます。慌てずに準備した言葉で挨拶をしましょう。
香典を渡した後は芳名帳に記帳します。住所、氏名を正確に記載し、香典袋に記載した内容と一致させることが重要です。
記帳の際も筆ペンを使用するのが望ましいですが、なければボールペンでも構いません。丁寧な字で書くことを心がけましょう。
33回忌では喪服または地味な服装で参列します。香典袋も服装に合わせて、上品で控えめなデザインのものを選びましょう。
過度に装飾的なものや派手な色合いの香典袋は避け、故人を偲ぶ場にふさわしい落ち着いたものを選択することが大切です。
33回忌の香典について、多くの方が疑問に思うポイントをまとめました。事前に確認して、当日慌てることのないよう準備しましょう。
基本的に33回忌に参列する場合は香典を包むのがマナーです。ただし遺族から「香典辞退」の連絡があった場合はその意向に従いましょう。
香典辞退の場合でも、供花や供物で気持ちを表現することは可能です。事前に遺族に相談して、適切な対応を取りましょう。
遠方で参列できない場合は現金書留で香典を送ることができます。この場合も香典袋に包んで送り、お悔やみの手紙を添えると丁寧です。
送付の際は法要の日程に間に合うよう、余裕を持って手配しましょう。また到着確認の連絡を入れると安心です。
33回忌では香典返しが行われることが一般的です。法要後に会食がある場合は、その場で渡されることが多いです。
香典返しの品物は消え物(食べ物や消耗品)が選ばれることが多く、香典の金額の半分程度の価値のものが用意されます。
33回忌の香典は故人への最後の大きな供養となることが多いため、適切なマナーと心遣いが重要です。表書きから金額の相場、包み方まで、細やかな配慮を持って準備することで故人への敬意を適切に表現できます。
33回忌は故人を偲ぶ大切な機会です。正しいマナーを身につけて、心を込めて参列しましょう。事前の準備と丁寧な対応で、故人への感謝の気持ちを適切に表現することができます。