杉並区 火災の葬儀|費用・手続き・支援窓口を解説

火災で大切な方を失われたとき、警察や区役所への特別な手続き、そして故人さま(お亡くなりになった方)のお取り扱いなど、初めて経験されることばかりでご不安が大きいものです。

本記事は、杉並区で火災葬儀を行う際の基本的な流れから警察の検視(検察官などが、故人さまの状態を確認すること)、納棺前の心配り、斎場(葬儀場)選び、費用の目安、葬祭費補助金や火災保険の活用方法、さらに葬儀後の行政手続きや相談窓口までを網羅してご案内いたします。杉並区でご葬儀を検討されている方が、少しでも安心して準備を進められるよう、ぜひ参考になさってください。

目次

火災葬儀の基本フロー

火災で亡くなられた場合、まず警察による検視が必須です。検視完了後に警察署長の許可が出るまで平均1~3日かかることが多く、その間は故人さまをご搬送できません。家族葬の四季風(しきかぜ) 松庵では、検視が終わり次第、お身体の保冷のためのドライアイスを用いて丁寧に安置し、斎場手配から書類提出代行まで一貫してサポートいたします。

指標最新値出典
年間火災死亡者数(東京23区)約32人東京消防庁「火災状況報告」2024年
検視完了までの平均日数約2日警察庁「統計資料」2025年
保冷管理にドライアイスを使用する割合約95%日本葬儀事業協会調査 2025年

杉並区で火災葬儀をご検討の方は、どんな小さなことでもお尋ねください。
家族葬の四季風(しきかぜ) 松庵 0120-22-5940

故人さまのご搬送と検視の流れ

火災現場からのご搬送は、119番通報で消防が到着し、警察による検視が完了してからとなります。検視(検察官などが、故人さまの状態を確認すること)が終了すると、杉並区内外30km圏内であれば家族葬の四季風 松庵の安置室へ速やかに移送いたします。

検視中は原則として故人さまに直接お手を触れることができません。警察の指示に従い、落ち着いてお待ちください。

焼死された故人さまへの配慮

高熱による損傷でお姿が大きく変わる場合があり、厚生労働省のガイドラインでもクローズド棺を推奨しています。家族葬の四季風 松庵では、ご家族のお気持ちを最優先し、事前にお写真でご確認いただいたうえで棺を閉じ、お別れ花やメッセージカードを用いた温かな時間づくりをお手伝いいたします。

「外見が整っていれば開棺できる」という情報もありますが、心の負担を考えるとクローズド棺を選ばれる方が多いのが実情です。

杉並区での斎場選び

杉並区(東京都)には公営斎場(市や区が運営する斎場)と民営斎場(民間企業が運営する斎場)があります。それぞれの特徴を理解し、ご家族の意向に合う施設を選びましょう。

  • 公営斎場(市や区が運営する斎場):利用料が低めで区民優先枠があります。
  • 民営斎場(市や区ではなく、民間企業が運営する斎場):控室や設備が充実し、時間帯の選択肢も豊富です。
  • 家族葬の四季風 松庵は杉並区にある自社斎場で、1日1組限定のため他のご家族を気にせずゆっくりお過ごしいただけます。

お見積もり取得と日程管理

火災葬儀では検視や火葬場の予約状況などで日程が変動しやすいため、早めのご相談が非常に重要です。東京都の役所の開庁時間は平日17時までですが、一部の区では夜間窓口や延長サービスがあります。杉並区でも窓口が混雑する時期がありますので、余裕を持った手続きをおすすめします。

役所の開庁時間(平日17時まで)によって手続きが左右されますので、なるべく早めに準備を始めましょう。

火災葬儀の服装とご挨拶

杉並区で火災葬儀に参列される際は、黒を基調とした喪服が基本です。華やかなアクセサリーや香りの強い香水は控え、落ち着いた雰囲気を大切にしましょう。

ご挨拶は「このたびはご愁傷さまでございます。ご無理のないようお過ごしください」といった、短く思いやりのある言葉が好まれます。

  1. 喪服:黒無地のアンサンブルまたはシンプルな黒ワンピース
  2. アクセサリー:真珠の一連ネックレス程度に抑える
  3. 供花:白菊や白ユリを中心に、落ち着いた色味を選ぶ

葬儀費用の目安と補助制度

費用はご家族の人数や式の規模で大きく変わりますが、東京都全体の目安は以下のとおりです。いずれも家族葬の四季風 松庵で対応可能です。

葬儀形式目安費用(東京都)
直葬火葬式(1~10名ほど)10~40万円前後
一日葬(5~30名ほど)40~120万円前後
家族葬(5~50名ほど)50~160万円前後

杉並区では葬祭費補助金(東京都では5~7万円)を活用することで、自己負担を抑えられる場合があります。また、多くの火災保険には葬儀費用の補償(上限200万円)がありますので、契約内容を確認してみましょう。

葬祭費補助金の申請は、亡くなられた日から2年以内に「亡くなられた方がお住まいだった区」の区役所窓口で行います。

家族葬の四季風 松庵の会員価格(杉並区での例)

プラン自己負担金額(会員+葬祭費補助金適用時・税抜)
直葬火葬式58,000円~
一日葬268,000円~
家族葬288,000円~

葬儀後に必要な手続き

火災葬儀が終わったあとも、死亡届の提出や葬祭費補助金の申請、相続の手続きなど、期限が決められているものが続きます。下記を目安に、早めの準備をおすすめします。

手続き目安期限
死亡届の提出お亡くなりから7日以内
葬祭費補助金の申請2年以内
相続登記などの相続手続きおおむね6か月以内
  • 杉並区地域包括支援センター:日常生活に関する相談窓口
  • 東京都こころの健康相談統一ダイヤル:24時間相談可能
  • NPO遺族会の悲嘆(悲しみやトラウマ、脱力感など)ケアグループ:同じ境遇の方との交流

ご家族の意向を伺い、最適なご葬儀をご提案いたします。
家族葬の四季風(しきかぜ) 松庵 0120-22-5940

よくある質問

検視にはどのくらい時間がかかりますか?

杉並区での火災死の場合、検視完了まで平均で約2日ほどかかることが多いと言われています。検視終了後に警察署長の許可が出てから、故人さまをご搬送いたします。

葬祭費補助金はどのように申請しますか?

亡くなられた方がお住まいだった区役所で申請できます。必要書類は「申請する方の本人確認書類」「喪主さまを確認できる書類(葬儀社の領収書など)」「振込口座がわかるもの」の3点が一般的です。

火災保険で葬儀費用を補償してもらえますか?

ほとんどの火災保険には葬儀費用補償特約が設けられています。上限は保険会社ごとに異なりますが、一般的に上限200万円までの給付が多いようです。事故報告後、保険会社の指示に従って必要書類を提出してください。

家族葬の四季風 松庵での事例

コムウェルホール小平での火葬式プラン

火葬式の式場イメージ

2025年2月14日、東京都内の大学病院でお亡くなりになった故人さまを、コムウェルホール小平の火葬式プランでお見送りしました。ご家族だけでゆっくりお別れいただき、多磨斎場(公営斎場)でのご火葬後、「安心して最後の時間を過ごせた」とのお声を頂戴しました。

家族葬の四季風 江戸川での火葬式プラン

家族葬の式場イメージ

2025年2月4日、都内総合病院でお亡くなりになった故人さまを、家族葬の四季風 江戸川で火葬式プランにてお見送りしました。ご家族中心の温かな時間をお過ごしいただき、「落ち着いて見送ることができた」とご感想をいただいております。

まとめ

火災葬儀では検視やお身体の保冷のためのドライアイス管理など、通常のご葬儀とは異なる手続きが多数ございます。杉並区で火災葬儀をご検討の方は、葬祭費補助金や火災保険の活用で費用を抑えつつ、早めにご相談いただくことで精神的・実務的なご負担を大きく軽減できます。

家族葬の四季風 松庵では、厚生労働省認定1級葬祭ディレクターが在籍し、50年以上の実績をもとにご家族の想いに寄り添ったご葬儀を承ります。まずはお気軽にご相談ください。

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