杉並区:危篤連絡を受けた場合の対応

突然「危篤」の連絡を受けると、到着前から臨終直後までの間に何から手をつければよいのか分からず、ご不安に思われる方が多くいらっしゃいます。家族葬の四季風(しきかぜ)では、杉並区での実務経験を踏まえ、病院から危篤の連絡があったご家族に向けて、到着前の準備/持ち物/病院での確認/ご家族への連絡のひな形/医師への確認事項/臨終後の優先手続きまでを、迷わず進められる順序でまとめました。

そもそも、何を考えれば良いか分からない方が大半です。まずは落ち着いて、一つずつ確かめていきましょう。

目次

到着前にまずやること

優先すべき短期行動

到着前は移動手段の確保/代表連絡者の指名/必携品の準備を優先してください。携帯は満充電にし、健康保険証のコピーや小額の現金を用意。家族の代表を一人決め、病院へ向かう旨だけを短く一報します。

移動中は主治医から最新情報を受け、代表者が到着見込みを一括して家族へ伝えると合流がスムーズです。杉並区内(高円寺/阿佐谷/荻窪/西荻窪/方南町/永福町/久我山/浜田山/井荻/和田など)は病院や交通の混雑に差があるため、到着時間の見通しを早めに共有しておくと安心です。

短時間でできる準備の工夫

葬儀社候補をスマホに控えておくと、臨終後の搬送手配が落ち着いて行えます。時間が限られるため、準備するものをリスト化して共有しておくのが有効です。短時間で済む項目だけを優先し、重要書類の写しはデジタルと紙の両方で持つ習慣をつけると、現場で冷静に対処できます。

必携品(用途・備考)

  • 健康保険証/診察券…病院受付や手続きに必須。コピーも用意
  • 身分証(運転免許証など)…病院での確認に備える
  • 携帯充電器/現金…長時間の待機や交通手配に備える
  • 連絡先リスト/筆記具…代表者が情報を整理して配信

到着時に持参すべきものと必要なもののご用意

病院へ向かうためのお持ちもの

いざという時にすぐに取り出せるようにを必要なものをひとつにまとめて用意しておくと安心です。最優先は本人確認と医療情報、次に連絡先一覧です。常用薬の写真やアレルギー情報、印鑑や通帳類は代表者が管理し、待機を見越して飲料や軽食も入れておきます。

保険証の写しはデジタルと紙の両方で保存しておくと、受付や説明が速やかです。

実務で役立つ管理方法

  • 印鑑や通帳などの証書類は最低限だけをまとめ、代表者が携行
  • 必要なもののリストを家族で共有。スマホのメモやクラウドに保存
  • 常用薬の変更時は写真/リストを更新

「何を優先すべきか分からない」段階でも大丈夫です。状況をお聞きし、今すぐ必要な準備を電話で整理いたします。0120-22-5940

病院への移動と到着時の確認ポイント

移動手段の選び方と事前確認

移動手段は時間帯と緊急度で選びます。公共交通機関は到着時刻の予測がしやすく、車やタクシーはお荷物やお子さま連れに向いています。到着前に面会の可否/入口/駐車案内を確認しておくと、到着後の遅延を防げます。

病院ごとに面会ルールが異なるため、事前確認は必須です。

到着後の優先確認事項

  1. 病棟窓口で受付/身分確認
  2. 看護師から容態の最新情報を確認
  3. 主治医の説明の呼び出し可否を確認(可能な範囲で早めに)
  4. 面会制限/感染対策の有無、待合室/集合場所の指定
  5. 夜間や休日の連絡方法の確認

病院で確認したい要点

  • 面会可否…面会時間、人数制限、出入口の指定
  • 待合場所…指定の待合室、長時間滞在の可否
  • 夜間連絡…夜間担当の連絡方法

家族/親族/職場への連絡と「伝え方のひな形」

情報の優先順位と伝え方

連絡は優先順位を決め、短く伝えるのが鍵です。最初に伝えるのは誰が/どこで/今から向かう/連絡窓口の4点のみ。代表連絡者を一人に決め、その人が一括で情報配信する方法にすると混乱を避けられます。職場へは最小限の事実とお休みの意向だけをお伝えください。

よりいい連絡手段と管理方法

  • 電話がつながらない場合は簡潔なSMSで要点のみ送付
  • 受信確認後に、必要に応じてメールやチャットで追記
  • 連絡済みリストを作り、二重連絡を防止
  • 代表者の連絡先を全員で共有し、緊急連絡網を整備

最初に共有したい最低限の事項

  • 代表連絡者の氏名と連絡先
  • 病院名/集合場所/到着見込み
  • 面会可否や時間帯の制限

医師に聞くべき項目と面談の進め方

会話の軸と必須確認

医師との会話は「いま」「何のために」「期待できる効果」を軸に、以下を確認します。

  • 現状の診断名と、今後48時間の見通し
  • 治療の目的(延命か緩和か)
  • 延命治療の選択肢と負担
  • 痛みや呼吸困難などの緩和方針
  • 急変時の連絡方法と面会の可否
  • 在宅で看取る可能性の有無

面談を円滑にする実務的ポイント

  • 説明を自分の言葉で繰り返して理解を確認
  • 必要に応じて看護師/医療ソーシャルワーカーの同席を依頼
  • 質問カードを用意し、漏れを防ぐ
  • 連絡窓口(時間帯/担当)をあらためて確認

面会や説明の段取りが不安なときは、ひとまずご相談ください。状況やご意向をうかがい、落ち着いて進める順序をお伝えします。0120-22-5940

臨終直後〜48時間の優先事項

直後に行う主要な流れ

  1. 死亡確認…医師の確認
  2. 死亡診断書の受け取り…代表者が原本を保管
  3. 搬送と安置(お亡くなりになった方を、火葬の日まで安静にさせること)の手配…安置先はご自宅/安置施設など
  4. 役所手続きの準備…死亡届は原則7日以内。通常は葬儀社が代行します

最初の48時間で大切なこと

  • 連絡の一本化と記録(日時/担当/要点)
  • 書類の原本保管(死亡診断書、領収書など)
  • 葬儀社/斎場(葬儀場)との初期打ち合わせ

時間ごとの目安

  • 直後(数時間)…死亡確認/死亡診断書の受け取り/病院窓口への連絡
  • 6〜24時間…搬送/安置の手配、葬儀社と初期打ち合わせ
  • 24〜48時間…死亡届準備、関係者への正式連絡

死亡届の提出は原則7日以内です。通常は葬儀社が手続きを代行できますので、役所へ行く必要はありません。詳細は状況や意向により異なります。

葬儀社選び・搬送手配と当日の注意

選定時の主な確認点

  • 搬送と安置の可否、到着目安(深夜/早朝対応)
  • 見積書の内容が葬儀費用/斎場費用(式場(葬儀を行う部屋)利用料・火葬料)などに分かれて明確か
  • 対応時間の体制、追加費用の条件

比較は2〜3社を目安に。状況や意向をお聞きした上での詳細なお見積りを受け取り、書面で保管してください。

「見積りや流れは状況によって異なります。今の状況での目安を至急知りたい」方はお電話ください。最短の進め方と費用の幅をご案内します。0120-22-5940

当日の注意と管理

  • 安置中の貴重品や鍵/通帳の管理は代表者が一括
  • 宗教的な配慮が必要な場合は早めに共有
  • 必要書類は原本を保管し、提出写しを作成

葬祭費補助金の基礎知識(東京都)

自治体の葬祭費補助金は、申請により支給される公的な支援です。東京都では5〜7万円の幅で運用されることが一般的ですが、細かな条件は自治体により異なります。必要書類の一例は次の3点です。

①申請する方の本人確認書類/②葬儀を行ったことが確認できる書類(葬儀社の領収書等)/③支給対象者の銀行口座情報。社会保険加入者の場合、加入先の健康保険から「埋葬料」が支給されることがあり、葬祭費補助金と埋葬料はどちらか片方のみの受給となります。詳細は個別にご案内いたします。

当社斎場とエリアのご案内(杉並区中心)

家族葬の四季風(しきかぜ)は、東京都内で多数の自社斎場をご用意しています。杉並区ではコムウェルホール高円寺家族葬の四季風 松庵をご案内可能です。広すぎず狭すぎず、家族葬に最適な広さで、1日1組限定のゆったりしたお別れができます。

杉並区内・周辺の高円寺/阿佐谷/荻窪/西荻窪/方南町/永福町/久我山/浜田山/井荻/和田などからのご移動もご相談ください。

ご葬儀プラン(東京都/会員・葬祭費補助金適用時の自己負担目安・税込)

  • 直葬火葬式(1〜10名ほど):47,900円〜
  • 一日葬(5〜30名ほど):300,293円〜
  • 家族葬(5〜50名ほど):322,293円〜

会員割引のみ適用の場合は、直葬火葬式97,900円〜/一日葬370,293円〜/家族葬392,293円〜の目安です。内容はご家族の状況や意向により変わります。お料理や返礼品、祭壇のアップグレードなどで費用は変動します。

さらに詳しく知りたい方はこちら

家族葬の四季風(しきかぜ)は、創業50年以上の実績と、東京都内最大級の自社斎場網で、ご自宅や病院に近い会場をご提案できます。ご不安なことは、まずはお聞かせください。0120-22-5940

心理的サポートと杉並区の相談先の活用

精神的な負担は想像以上です。家族内で代表者と代行担当を決めて役割を分け、可能であれば病院の医療ソーシャルワーカーや地域包括支援センターに早めに相談しましょう。共有した役割分担は心の負担を分散し、実務の抜けを防ぎます。

杉並区には高齢者支援や保健福祉の相談窓口があり、在宅での看取りや遺族支援に関する助言が受けられます。一人で抱え込まず、病院や公的機関のサポートを活用してください。

よくある質問

到着前に何を優先すべきですか

携帯の充電、保険証のコピー、代表連絡者の指名、移動手段の確保、葬儀社候補の控えを優先し、病院へ向かう旨を短く一報してください。

葬儀社はいつ選ぶべきですか

搬送と安置が必要になった時点で、2〜3社におおまかな見積りを依頼して比較しましょう。初期対応と料金項目を、葬儀費用/斎場費用などに分けて書面で確認すると安心です。

臨終直後の優先手続きは何ですか

医師の死亡確認と死亡診断書の受け取り、搬送手配、安置先の決定、死亡届の準備(原則7日以内/通常は葬儀社が代行)を、代表者が中心となって進めてください。

まとめ

到着前は代表連絡者と必携品を確保し、移動中に主治医から最新情報を得る。病院到着後は速やかに受付と医師の説明を受け、臨終直後は死亡診断書の受け取り/搬送/安置の手配と、葬儀社のお見積り確認を優先します。24〜48時間で死亡届の準備と連絡の一本化を行い、杉並区の相談窓口や病院の医療ソーシャルワーカーを頼りに、書類や金融まわりの担当を分担できると滞りなく進みます。

高円寺/阿佐谷/荻窪/西荻窪/方南町/永福町/久我山/浜田山/井荻など、杉並区内外からのご相談に、家族葬の四季風(しきかぜ)が丁寧に寄り添います。必要なときに、安心してお尋ねください。

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