杉並区:身内の方が自宅で死亡したら ー 優先順位と緊急対応

自宅で身内の方が倒れたとき、何から手をつければよいのか分からずご不安に思われる方が多くいます。まず押さえるべき行動を順にたどれば、落ち着いて進められます。この記事では、発見直後の初動、救急・往診・警察の判断の目安、杉並区(東京都)で必要な届出と期限、搬送と安置(安置:お亡くなりになった方を火葬の日まで安静にさせること)の選び方、ご葬儀の形と費用のめやす、遺品や住まいの対応、相続や心のケアまでを、実務の流れに沿ってまとめました。

「そもそも何を聞けばいいのか分からない」というときも大丈夫です。ご心配なことがあれば、まずはご相談ください。私たちがご意向や状況をおうかがいし、最適な進め方をご提案します。些細なことでも、まずは安心してお尋ねください。

目次

緊急対応の点検表(最初にすること)

発見直後の最優先行動

まずは生死の確認と周囲の安全確保です。やさしく呼びかけて反応を見て、肩を軽くたたき、呼吸と脈をおおよそ10秒ほど確認します。呼吸がない、脈がふれない、顔色が極端に悪いなどのときは、ためらわず119に連絡し、到着までの指示に従ってください。

在宅療養中でかかりつけ医がいる場合は、速やかに連絡をとり、往診が可能かを確認します。発見状況に不審点がある、外傷がみられる、発見まで時間が空いた可能性があるといった場合は、110に連絡して状況を伝え、検視(検察官などが、ご遺体の取り調べを行うこと)の要否を確認します。

現場の写真撮影や故人さまの移動、SNS等での共有は避けてください。到着する機関(救急・医師・警察)の指示があるまで、動かさないことが大切です。

現場の初期対応と連絡の優先順位

救命の可能性があるときは救急の指示を優先しつつ、電気・ガスの元栓、転倒物などを確認し二次被害を防ぎます。現場の写真撮影や故人さまの移動は原則行わず、到着する機関(救急・医師・警察)の指示を待ちましょう。

連絡の目安は、119(蘇生の可能性) → かかりつけ医(往診が見込める場合) → 110(不審点がある、検視が必要な場合)の順です。深夜の発見や単身の方の場合にそなえ、24時間対応の搬送の手配先を控えておくと安心です。

死亡診断書・死体検案書と杉並区での届出

必要書類と提出の基本

手続きの起点となるのは、医師が発行する死亡診断書、または警察・検案医が発行する死体検案書です。原本は今後の各種手続きの根拠になりますので、必ず大切に保管してください。

死亡届は「死亡を知った日から7日以内」に提出する必要があります。杉並区では区役所の窓口で受け付けています。必要書類や受付時間は変更されることがありますので、最新の案内を確認のうえ進めてください。

届出時の実務の要点(杉並区)

一般的に、届出人の本人確認書類、印鑑、死亡診断書(または死体検案書)の原本などが必要になることが多いです。親族などの代理提出も可能です。

公的支援の相談や葬祭扶助制度(葬祭費補助金)の案内は、区の福祉の窓口でたずねることができます。書類や段取りにご不安があれば、私たちが流れをご説明します。

遺体のご搬送・自宅安置と葬儀社の選び方

搬送前に確認しておきたいこと

ご搬送は寝台車の手配が一般的です。深夜・早朝は割増の有無や到着までの目安時間を確かめておくと安心です。警察の検視が入る可能性がある場合は、先に指示を受けてからご搬送の段取りを進めてください。

自宅での安置をご希望の場合は、お身体の保冷のためのドライアイスや衛生面の配慮、集合住宅の管理規約の確認が必要です。葬儀社の安置施設を利用する方法もあり、面会の可否や期間・費用は事前に確認しましょう。

葬儀社を選ぶときに押さえておきたい点

  • お見積りの項目が明確で、葬儀費用と斎場(斎場:葬儀場)の費用(式場:葬儀を行う部屋の利用料・火葬に関わる費用など)が分けて提示されているか
  • 安置と保冷への対応、24時間の受付可否、ご搬送到着までの時間
  • 追加費用が発生する条件の明示

費用の行き違いを防ぐため、2〜3社での比較がめやすです。状況によって必要な内容が変わるため、詳しくはお話をおうかがいしてから、ご家族の状況や意向を考慮した、詳細なお見積りをご案内します。

いま必要な手配だけを一緒に整えます。ご搬送の可否、安置の場所、面会のしかたまで、お電話1本で道筋をお伝えします。まずは状況をお聞かせください。0120-22-5940

公的支援と費用についての考え方

生活保護を受給されている方など一定の条件にあてはまる場合は、葬祭扶助制度(葬祭費補助金)により、火葬までの最低限必要な範囲の費用が公費で支援されることがあります。通夜や告別式は「最低限」に含まれないため、対象外となるのが一般的です。対象や申請の可否は杉並区の福祉の窓口でご相談ください。

また、国民健康保険などの葬祭費補助金は、東京都では5〜7万円の幅で支給される自治体が多く、社会保険加入者には加入先の健康保険から「埋葬料」が支給される場合があります。葬祭費補助金と埋葬料はどちらか一方のみの受給です。申請に必要な書類の例は次のとおりです。

  • 申請される方の本人確認書類
  • 葬儀を行ったことが分かる書類(葬儀社の領収書や請求書、会葬礼状、火葬に関する領収書など)
  • 支給対象者の口座情報

ご葬儀の主な形と費用のめやす

主な形の特徴

  • 一般葬: 通夜と告別式を行い、参列者が多いご葬儀に向いています。
  • 家族葬: 親しい方を中心にゆっくりお別れができます。費用や時間を抑えやすい傾向があります。
  • 直葬(火葬のみ): 儀式を行わず、火葬に限ってお見送りをします。宗教儀礼のご希望がある場合は可否を確認しましょう。

家族葬の四季風(しきかぜ)の葬儀プラン(東京都/税抜・葬祭費補助金適用かつ会員併用時の自己負担の目安)

  • 直葬火葬式(1〜10名ほど): 47,900円〜
  • 一日葬(5〜30名ほど): 東京で300,293円〜
  • 家族葬(5〜50名ほど): 東京で322,293円〜

葬祭費補助金を適用しない場合の会員価格は、直葬火葬式97,900円〜/一日葬370,293円〜/家族葬392,293円〜です。費用はご意向や人数、式場の広さなどで変わります。詳しい内訳は、状況をおうかがいしてからご家族の状況や意向を考慮した、詳細なお見積りをお作りします。

さらに詳しく知りたい方は、下の各ページをご覧ください。

家族葬の四季風(しきかぜ)は、令和の時代のご葬儀に合わせた家族葬専門の斎場をご用意。東京都内では最大級の自社斎場網で、お住まいの近くで無理のないご葬儀をご提案します。創業50年以上の実績と、東京都の多数地域での口コミ1位の評価があり、初めての方も安心してご相談いただけます。状況をお聞きし、最適な一歩をご案内します。0120-22-5940

杉並区での斎場選び(自社斎場の例)

杉並区(東京都)内では、コムウェルホール高円寺家族葬の四季風 松庵をご用意しています。広すぎず狭すぎず家族葬にちょうどよい広さで、1日1組限定の会場では他の方の目を気にせず、ゆっくりと最期の時間をお過ごしいただけます。大型のご葬儀に対応できる会場もございます。

高円寺・阿佐谷・荻窪・西荻窪・方南町・永福・浜田山・和田・成田東など、杉並区内の各地域からのご相談が多く、隣接する中野区や練馬区からのご相談も承っています。見学や事前相談は随時可能です。

遺品整理・住居対応の短期実務リスト

初動で優先したい整理

  • 公共料金(電気・ガス・水道)の停止や名義変更の手配
  • 郵便物の転送手続き
  • 通帳・現金・保険証・権利書など貴重品と重要書類の保全
  • 管理会社や集合住宅の管理人への連絡

不要な処分は相続人や関係者と合意のうえで進めましょう。写真や思い出の品の扱いは、後悔が残らないよう家族で話し合って決めることをおすすめします。

住居の契約・退去に関する注意

賃貸住宅は、管理会社や大家さんへ早めに連絡し、退去や原状回復の予定を調整します。連絡が遅れると賃料などの負担が続くおそれがあります。持ち家やローンが残る不動産は、相続の手続きと並行して専門家に相談し、登記や売却の方針を検討すると負担を軽くできます。

相続・専門家相談

期限のある手続きと初動

相続には期限のある手続きが多く、相続税の申告は原則としてお亡くなりの日から10か月以内です。預貯金は通常いったん凍結されますので、解凍や名義変更、遺産分割の進め方は税理士や司法書士、弁護士などに早めに相談すると安心です。まずは預貯金・不動産・借入金・保険などの一覧をつくり、必要に応じて正式な相談につなげましょう。

注意しておきたい点

  • 相続人の確定、遺言書の有無、債務の有無の確認
  • 遺産分割協議は全相続人の合意が必要
  • 相続税の控除や特例、財産評価は専門知識が必要なため、複雑な場合は税理士へ

葬儀後の心のケアと地域の支援

喪失のつらさは時間差であらわれることがあります。悲嘆(悲しみや脱力感など)が長く続くときは、地域包括支援センターや民間の相談窓口の利用もご検討ください。家族内で役割を分け、連絡係を決めておくと負担が偏りにくくなります。

まずは短期間の支え(家族・友人・相談窓口)を得て、必要に応じて専門のカウンセリングへ進むなど、段階的に整えていきましょう。一人で抱え込まないことが大切です。

事前準備の点検表(エンディングノートなど)

  • かかりつけ医や緊急連絡先の一覧
  • 希望するご葬儀の形や連絡のしかたの書き方の例
  • 保険・銀行口座・

よくある質問

深夜に自宅で亡くなられた場合、まず何をすればよいですか。

深夜でも、迷わず119に連絡し指示に従ってください。かかりつけ医がいて往診が可能な場合は医療機関に確認します。不審点があるときは110に連絡し、検視(検察官などが、ご遺体の取り調べを行うこと)の要否を確認します。

その後のご搬送や安置は、状況により最適な方法が変わります。詳しくはお電話で状況をお聞かせください。

夜間・早朝のご搬送や安置の可否は、その時点の空き状況で変わります。最短の流れをご案内します0120-22-5940

葬祭費補助金や埋葬料の対象か分かりません。どうすればよいですか。

加入している健康保険の種類(国民健康保険・協会けんぽ・健康保険組合・共済組合など)や、申請される方の続柄によって異なります。東京都では5〜7万円の幅で葬祭費補助金が支給される自治体が多く、社会保険の方には「埋葬料」が支給される場合があります(どちらか一方のみ受給)。必要書類の確認から進め方まで、私たちが手順をお伝えします。

杉並区内で相談しやすい斎場はありますか。

杉並区ではコムウェルホール高円寺家族葬の四季風 松庵をご利用いただけます。高円寺・阿佐谷・荻窪・西荻窪・方南町・永福・浜田山・和田・成田東など、区内各地域からアクセスしやすく、1日1組限定の会場では、親しい方だけでゆったりとお過ごしいただけます。

費用はどのくらいかかりますか。目安が知りたいです。

直葬火葬式は47,900円〜/一日葬は300,293円〜/家族葬は322,293円〜(いずれも東京都・税抜、葬祭費補助金と会員割引併用時の自己負担の目安)です。

参列人数や式場の広さ、ご希望の内容で変わりますので、同じ条件で比較できるよう、必要事項をおたずねした上でお見積りをお作りします。

検視が入った場合、ご搬送や火葬までの日数はどうなりますか。

検視のみで事件性がないと判断された場合は、数日(おおむね1〜3日程度)で引き渡しとなるケースが多いと言われます。その後は安置・式場・火葬の日取りを順に整えていきます。

冬季などは火葬まで平均3〜5日ほどかかる一方、時期や形式によっては2週間近くかかる場合もあります。空き状況に応じて柔軟にご案内します。

事前相談だけでも可能ですか。

はい、可能です。そもそも、何を考えればよいかわからない方が大半です。ご意向や状況をお聞きしたうえで、無理のない準備の進め方や斎場見学もご案内します。内部リンクから各プランをご確認いただけます。

ご心配なことは、なんでもご質問ください。いま必要なことだけを一緒に整理します。0120-22-5940

まとめ

自宅で身内の方を発見された直後は、119への連絡/かかりつけ医/110の順を目安に、救命と安全確保を優先してください。杉並区での届出は死亡を知った日から7日以内が基本です。ご搬送や安置は、深夜・早朝の到着目安と費用、面会の可否を先に確認すると安心です。

費用は内容と人数で変動しますので、2〜3社での比較を行いつつ、書面で項目を分けたお見積りを受け取りましょう。杉並区内ではコムウェルホール高円寺家族葬の四季風 松庵が利用しやすく、高円寺・阿佐谷・荻窪・西荻窪・方南町・永福・浜田山・和田・成田東などからのご相談が多く寄せられています。

公的支援は、東京都では葬祭費補助金が5〜7万円、社会保険では埋葬料が対象となる場合があります(いずれか一方)。相続や住まいの整理は、期限や契約の確認を早めに進めると安心です。ご心配なことがあれば、まずはご相談ください。私たち家族葬の四季風(しきかぜ)が、状況をおうかがいし、最適な一歩をご案内します。

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